市長のページ

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更新日:2013年6月20日

新しい年の初めに思う

明けましておめでとうございます。

年初の清々しい雰囲気の中で、落ち着いてこのホームページの原稿を書こうと思っていましたが、新年早々の諸行事に忙殺されてしまい、ついに1月の半ばに至ってしまいました。いくつかの仕事始め、新年交礼会、消防出初式、成人式と、重要な年の節目の式典が続いた半月間でした。

こうした節目節目の式典は、場慣れしてきたとはいえ緊張を強いられてしまいます。でも、こうした緊張感があるからこそ節目というものに意義があるのでしょう。この年頭に、市長は何を話すのだろうか。安城市は今年、どんな施策を行おうとしているのだろうか。聴衆のいろいろな思いと視線が交錯する中、市の基本方針や私の思いを語らせていただいております。

語るということにはいくらか慣れましたが、何を話すのかについては、いつまでたっても頭を悩ませるものだということが分かってきました。いつもさまざまな問題意識を持って、真摯な態度で社会を見つめ、そこから自分の考えをまとめてことばにするためには、自分なりに思索するほかないのでしょう。

哲学者の梅原猛先生は著書の中で「哲学は自分の頭で考えることである。しかも、それは、過去の哲学の学説や概念について考えることではなく、今の世界において、人類はどう生きていくべきかを考える学問である」と述べておられます。

門外漢の者が生意気かと思いますが、政治と哲学というものはそれぞれに大きな距離のあるものではなく、表裏をなすものなのではないかと、最近とみにそう考えるようになってきました。

昨年1年間、安城市内では悲喜こもごも、いろいろな出来事がありました。

自然災害の多い年であり、安城市でも台風の影響を受け、地震も観測されました。しかし、多くの方々のご協力により被害を最小限に抑えられました。

また、夏にはアテネオリンピックで谷本歩実さんが、女子柔道で金メダルを獲得されました。瞬時に相手を倒すその姿から「秒殺娘」というニックネームがついたと聞きました。

彼女の頑張りで、市内の多くの若者が自分たちの活動に自信を持ち、また安城のまちに誇りを持ち始めてくれたことに喜びを感じます。

この春からは、新しい安城市の10ヵ年の長期計画である第7次総合計画がスタートをします。目指すべき都市像は「市民とともに育む環境首都・安城」。10年後には21世紀の環境首都となれるよう、市民の皆さんとともに頑張りたいと思っております。

谷本さんからいただいた若い人たちの自信や希望、そして自分の住むまちに対する誇りというものを大切にする市政運営に心掛けてまいります。

いよいよ1月の後半から、市長の私による新年度予算の査定という作業が始まります。災害の多発する時代です。市民の皆さんの安心・安全を守る防災・防犯への対策を柱とし、若者たちが希望を持ち続けられるようなまちづくりのための予算の編成作業を進めます。

本年が、市民の皆さまにとってよき年でありますことを、心よりご祈念申し上げます。

安城市長 神谷 学

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