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更新日:2013年6月20日

市長の夏休み

私の夏の想い出は、山とともにあるといっても過言ではないでしょう。非常勤であった市議の時代には、夏になると仕事のやりくりによって数日間の休みを作り出し、日本アルプスのいろいろな峰を縦走したものです。常勤職の市長になった今日では、なかなか思うように日程調整ができませんが、それでもひと夏に1・2回は山に登ってみたいという願望はあります。

著名な登山家の岩崎元郎さんは 、「 山は哲である 」 と言われます。山に登るそのこと自体が、哲学をすることなのだという意味のようですが、私も共感しうなずいてしまう言葉です。

単調な山道を、何時間も重い荷物を背負って黙々と歩く。大自然の中、自分自身と向かい合っているこうした時間の中では、人間社会の地位からもしがらみからも開放されて、生まれたばかりの無垢な自分に戻れるような気がするのです。山での大自然や人との出会いが、今まで気が付かなかった人間や社会のあるべき姿を教えてくれることがあります。

昔から、深い森や山は聖なる場所としてあがめられ、山伏や修行僧たちは山の霊気を感じながら修行にいそしんで来ました。山に入り、人工的な刺激と隔絶されると、人間や社会の原点のようなものが見えてくるということなのでしょう。

市長として、相も変わらぬ多忙な日々が続きます。しかし、見慣れた街並みしか目に入らない市長室から離れて、これから構築しようとする新しい地域社会のあるべき姿を、日本アルプスの雄大な自然の中で考えてみたいものです。

夢で終わらせたくない、市長の夏休みです。

安城市長 神谷 学

 

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