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更新日:2011年10月12日

全国学力・学習状況調査結果(平成20年度)

平成20年度全国学力・学習状況調査、安城市の結果について

平成20年4月22日に小学校6年生と中学3年生を対象に実施された全国学力・学習状況調査の結果の分析をしましたので、お知らせします。

1.調査への参加状況

学校種別 校数 参加児童生徒数
小学校 21校 1,855人
中学校 8校 1,663人
合計 29校 3,518人

2.教科に関する調査の結果から

全国学力・学習状況調査の対象であった小学校6年生と中学校3年生全体の状況を、全国公立学校全体の状況と比較して、教科別・区分別に「たいへんよくできている」「よくできている」「おおむねできている」「努力を要する」の4段階で示し、それぞれの教科で優れている内容と課題のある内容の一部を紹介する。

<小学校6年生の状況>

国語A(主として知識)「努力を要する」

  • 前の学年までに習った漢字を正しく読んだり、書いたりする力に課題がある。
  • 文の構成や表現の効果を確かめて正しく推敲したり、スピーチの組み立ての工夫をとらえたりする力に課題がある。

 国語B(主として活用)「おおむねできている」

  • 話し手の意図を考え、反応を示したり内容を深めたりして聞く力に優れている。
  • 二つの物語文の登場人物の特徴をとらえる力に課題がある。

算数A(主として知識)「おおむねできている」

  • 小数の計算における乗数と積、除数と商の2つの大きさの関係についての理解に優れている。
  • 円周率の意味や、平行四辺形の面積の求め方についての理解に課題がある。

算数B(主として活用)「よくできている」

  • 情報を整理選択し、筋道を立てて考えた判断について正しい理由を記述する力が全国に比べて優れているが、さらに高める必要がある。
  • グラフの特徴を基にグラフの対応を考え判断する力が全国に比べて優れているが、さらに高める必要がある。

 

<中学3年生の状況>

国語A(主として知識)「よくできている」

  • 論理の展開の仕方に即して内容を読み取ったり、辞書を活用して漢字が表している意味を正しくとらえたりする力が優れている。
  • 表中の配列・配置に注意して書く力が優れている。

 国語B(主として活用)「よくできている」

  • 自分の立場を明確にして意見を書いたり、読み取った内容を条件に合った表現に直して書いたりする力が優れている。
  • 文章やグラフから必要な情報を正しく読み取ったり、文章が書かれた目的を考え、表現の仕方の特徴をとらえたりする力に優れている。

数学A(主として知識)「たいへんよくできている」

  • 文字式に数を代入して式の値を求めたり、数量の関係をとらえて一元一次方程式を立式したりする力に優れている。
  • 点対称な図形や円周角の性質、三角形の合同条件、樹形図の意味やその用い方についての理解に優れている。
  • 文字式の意味を具体的な事象と関連付けて読みとる力が全国に比べて優れているが、さらに高める必要がある。

数学B(主として活用)「たいへんよくできている」

  • 与えられた情報を分類整理する力に優れている。
  • 発展的に考えて予想した事柄を説明したり、問題解決の方法を数学的に説明したりする力に優れている。
  • 言葉で表された式の特徴から数学的な意味を考え、事象を式の意味に即して解釈する力に優れている。

 

3.質問紙調査の結果から(生活や経験について)

全国と比較して肯定的な回答(「している」「どちらかといえば、している」)をした児童生徒の割合が高いものと低いものの主なものを列記する。(質問数小・中学校:各75問)

 

小学6年生の状況(全国の割合との比較)

  • 普段(月~金曜日)、午前7時前までに起きる児童の割合が極めて高い。
  • 今住んでいる地域の行事に参加している児童の割合が高い。
  • 算数の勉強が好きな児童の割合が高い。
  • 普段(月~金曜日)、午前10時前までに寝る児童の割合が高い。
  • 国語の勉強の好きな児童や、国語の授業の内容をよくわかっている児童の割合が低い。
  • 家で自分で計画を立てて勉強をしている児童の割合が低い。
  • 国語の授業で文章を読むとき、段落や話のまとまりごとに内容を理解しながら読んでいる児童の割合が低い。
  • 体の不自由な人やお年寄りや、困っている人の手助けをしたことのある児童の割合が低い。

中学3年生の状況(全国の割合との比較)

  • 普段(月~金曜日)、午前6時半までに起きる生徒の割合が極めて高い。
  • 家で学校の授業の予習や宿題をしている生徒の割合が極めて高い。
  • 学校の授業時間以外に、普段(月~金曜日、土・日曜日)、1日当たり午前1時間以上の勉強をする生徒の割合が高い。
  • 普段の授業で自分の考えを発表する機会が与えられていると思っている生徒の割合が高い。
  • 普段(月~金曜日)、1日に午前7時間以上の睡眠を取る生徒の割合が低い。
  • 体の不自由な人やお年寄りや、困っている人の手助けをしたことのある生徒の割合が低い。
  • 「総合的な学習の時間」の授業で学習したことは、普段の生活や社会に出たときに役に立つと思っている生徒の割合が低い。
  • 近所の人に会ったときはあいさつをする生徒の割合が低い。

4.学力と学習状況との相関関係から

  • 小学校の国語においては、学んだことを日常生活の中で使うことを通して知識の定着が図られ、活用する力は人とかかわる豊かな体験活動の中でこそ培われるといえる。教科学習だけではなく、豊かな話題を取り上げた教育活動を充実させていくことが重要である。
  • 小学校の算数においては、いろいろな場面で資料を活用する機会を増やすことで知識・活用の力を高めることができると考えられる。したがって、そうした取り組みをいっそうすすめる必要がある。
  • 中学校の国語の知識を高めるためには、学習習慣の確実な定着を図り、繰り返し学習を行うことが有効である。また国語の活用力は、総合的な学習をはじめとした新たな発見のある授業づくりや部活動などをはじめとするいろいろな人との活動(かかわり)と結びつきがあると考えられる。したがって、生徒たちが身近な生活と結びつけながら意欲的に言語活動に取り組める国語科授業の工夫や、学校の教育活動にとどまらず、生徒たちの生活環境全体で人とかかわる多彩な場の保障が大切である。
  • 中学校の数学の力を高めるには、よりいっそう教科の学習内容と生活との関連を図ることや総合的な学習をはじめとして、新たな発見のある授業づくりをすすめる必要がある。

お問い合わせ

教育振興部学校教育課学事係
電話番号:71-2254  

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