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更新日:2018年10月5日
過去の地震や台風では、ブロック塀や看板の倒壊、樹木の倒木が発生し、死傷者が出ています。また、避難や救助、消火活動の妨げにもなっています。自然災害といえども管理責任が問われる場合がありますので、日ごろから点検を行うようにしましょう。
また、既存ブロックを取り壊す際には「ブロック塀等撤去費補助」が利用できる場合がありますので、市役所建築課までご相談ください。
※ブロック塀、看板、樹木の点検をしましょう(ワードdocx:188KB)
ブロック塀には建築基準法で定められた基準(建築基準法施行令第62条の8)があります。必ず基準は守りましょう。
以下の項目(愛知県「地震にそなえてブロック塀の安全対策を!」より)を点検し、ひとつでも該当していれば、安全性に欠けると考えられますので、改善等を行う必要があります。
※専門的な安全確認及び対策については、建築業者などに相談することをお勧めします。
・ぐらつきがある。※確認する場合には、周囲に人がいないことを確認し、必ず前方へ押してください。
・傾きがある。
・高さが2mを超える(コンクリートブロックの厚さが15cm以上の場合には、2.2mを超える塀)。
・コンクリートブロック部分に土圧がかかっている。
・すかしブロックが連続で使用されている。
・基礎の根入れの深さが30cm未満である。
・亀裂、目地わかれがある。
・控壁がない、または控壁の間隔が3.4mを超える。
・塀に鉄筋が入っていない。※専門家に相談しましょう
・高さは1.2m以下とすること。
・塀の厚さは高さの1/10以上とすること。
・控壁は長さ4m以内ごとに設けること。
・基礎の根入れ深さは20cm以上とすること。
愛知県建築局住宅計画課ホームページ ブロック塀の自己点検等に関する資料(外部リンク)
愛知県屋外広告物条例の改正(平成30年7月1日施行)により、看板(屋外広告物)の安全点検が義務化されました(一部の簡易な屋外広告物は除く)。
屋外看板が倒壊したり落下しないよう、設置においては基準等を必ず守りましょう。また、日常点検を行うようにしましょう。
危険なサインを見つけたら、屋外広告物の専門家に詳細な点検や補修等を依頼しましょう。
・取付け(支持)部分からサビがでていないか。
・看板が傾いていないか。
・看板、看板部材のひび割れ、欠落、外れかけ、がたつきがないか。
・照明器具が傾いたり、外れかけていないか。
じめじめした土地などで根があまり張らない場所や周りがコンクリートなどで囲まれて根が張りにくい場所に生えている樹木または、幹や根元に穴が開いたり、損傷して腐っている樹木は倒木の危険がありますので、注意しましょう。
※以下に該当する場合は、造園業者等専門家に見ていただくことをお勧めします
・幹を金槌などで叩くと空洞のような音がする。
・枝枯れや枯れ枝がそのままになっている。
・幹や枝にきのこが発生している。
・幹から樹液が大量に出ている。
・幹を押すとグラグラする。
・樹姿が大きく偏っている。
<倒木しやすい樹木>
エンジュ、ヤナギ、サクラ、ポプラ、ユリノキ、ヒマヤラスギ、カイズカイブキ、コニファー など
●お問い合わせ
建 築 課 0566-71-2241(ブロック塀について)
維持管理課 0566-71-2237(看板について)
公園緑地課 0566-71-2244(樹木について)
危機管理課 0566-71-2220(防災全般について)
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